ニッタオルを始めようと思って調べてみた

Google Geminiに聞いてみました。ニッタオルは普通の編み物と何が違うんですか?と。

ニッティングと普通の編み物の違いは? 基本的には同じ仲間です

ご質問の「ニッタオル」は、おそらく「ニッティング(knitting)」のことかと思われます。その前提でご説明します。

結論から言うと、ニッティングは「編み物」の一種であり、大きな違いはありません。しかし、使われる文脈によって指す範囲が少し異なる場合があります。

ポイントは以下の3つです。

  1. 言葉の定義:ニッティング ≒ 編み物
  2. 大きな違い:「織物」との比較
  3. 技法の違い:「棒針編み」と「かぎ針編み」

1. 言葉の定義:ニッティングは「編み物」を意味する言葉

「ニッティング(knitting)」は英語で「編み物」を意味します。セーターやマフラー、靴下など、糸をループ状に絡み合わせて作られた布や製品、そしてその制作行為そのものを指します。

日本語の「編み物」とほぼ同じ意味ですが、手芸の分野では特に「棒針編み」を指して「ニッティング」と呼ぶことが多い傾向があります。


2. 「編み物」と「織物」の根本的な違い

「編み物」の世界をより深く理解するために、よく比較される「織物」との違いを見てみましょう。私たちが着る服の生地は、主にこのどちらかで作られています。

項目編み物(ニット)織物
構造1本(または少数)の糸でループを作り、それを連続させて面を作る多数の縦糸と横糸を直角に交差させて面を作る
特徴伸縮性が高い、シワになりにくい、体にフィットしやすい伸縮性が低い、丈夫で型崩れしにくい
代表例セーター、Tシャツ、靴下、ジャージ、マフラーYシャツ、デニム、スーツ生地、ハンカチ

簡単に言うと、伸びるのが「編み物」、伸びにくいのが「織物」と考えると分かりやすいです。ニッティング(編み物)の最大の特徴はこの伸縮性にあります。


3. 主な編み方の違い:「棒針編み」と「かぎ針編み」

「編み物」の中には、使う道具や編み方によっていくつかの種類があります。代表的なものが「棒針編み」と「かぎ針編み」です。手芸で「ニッティング」という場合、主に前者の「棒針編み」を指します。

項目棒針編み (Knitting)かぎ針編み (Crochet)
道具2本以上の棒状の針(棒針、輪針など)先端が鉤(かぎ)状になった針1本
技法多くの編み目を針にかけたまま、次の段を編んでいく1つのループに糸をかけ、新しいループを引き抜く作業を繰り返す
編み地しなやかで柔らかく、伸縮性に富む比較的厚手で、しっかりとした固めの編み地になる
得意な物セーター、マフラー、手袋、靴下など衣類あみぐるみ、バッグ、コースター、モチーフ編みなど小物や雑貨

このように、同じ「編み物」というカテゴリーの中でも、技法によって仕上がりや作れるものが異なります。

まとめ

  • ニッティングは「編み物」を意味する言葉です。
  • 編み物は、糸でループを作って生地にするため、伸縮性があります。(織物は伸びにくい)
  • 編み物の中でも、棒針編み(ニッティング)はしなやかな衣類向き、かぎ針編みはしっかりした小物向き、といった特徴の違いがあります。

ということです。「調べる」→から「質問する」にインターネット検索が変わってきました。もはや検索ではないですね。

温故知新

「古きを訪ねて新しきを知る」は、「故きを温ねて新しきを知る」とも書き、「温故知新(おんこちしん)」の訓読み。意味は、昔の事柄や歴史を研究し、そこから得られた知識や教訓を活かして、新しい事柄や現代の問題を理解し、対処していくことです。

現代がまさにその時代の移り変わりのど真ん中にきました。


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